初島への旅☆その2☆カモメ君にキスされる?の巻 [その他]
初島への旅、2回目の記事です☆
今回は、カモメ君に感動したため、ちょっとポエム野郎になっているかも。お許しを(苦笑)
さて。ようやく熱海港近くの駐車場に車を停め、高速フェリー「イルドバカンス号」に乗り込んだ私達。
向かう先は、3階の展望デッキ!
日差しをさえぎる屋根が無くても。暑くても。椅子が無くても。
潮風で髪が、スチールウールみたいにばりばりになっても。
それでもやっぱり、デッキが好きなのです。
まぶしい青い海や空を見て。潮風や水しぶきを頬や二の腕に感じて。
船の後ろに立つ白い波を見て(ゆらめく炎と同じで、見飽きない)いると、
少ーしずつ、強くなってくる自分を感じるのだ。
無理してがまんして強くなるんじゃなくて。ほんとうは始めから、強かった。
そんな自然な強さを思いだす感じ。
きっと、誰も彼も、海の子だからね。
デッキに登ったら、マストの上にカモメ君、
「初島まで乗って行くんじゃない?」
「まさかね(笑)」
出航の汽笛が鳴る。
船がゆっくりと海面を滑り出す。
その後、思いもよらない光景が我々を待っていたのだ!!
※カモメに狂喜乱舞!!
デッキの反対側が何やら騒がしい。
何かと思って振り向いてみると…。
「カモメ〜〜!!」
カモメの大群である。
20羽くらいのカモメ君たちが、船の後ろをついてきている。
「初島まで、ほんとうに一緒に行く気なの?」
船上の人達は、カモメに餌をあげている。
私も、自分のおやつ用に買ったポッキーを持って、カモメの群れに向かって、高くかざす。
カモメが近づいてきた!!
すごく怖い。うっかり者のカモメ君が、間違って私の指を食いちぎってしまいそうな気がする。
「痛い!!」
カモメ君の嘴が指に当たる。
いや、でも実際は痛くない。焦ったから痛いような気がしただけ。
日が射してくる。
カモメ達の体が真っ白に光る。空と海は文句なく青。コントラストがとても綺麗。
彼らが飛ぶ方法は、からすや雀とは全然ちがう。
カモメは、むやみやたらには羽ばたかない。
一度風に乗ったら、動きを止める。無駄な力は使わないで、飛行機のように浮かぶ。ぐんぐん進む。
すぐそばにいるカモメは、だから、止まっているように見える。
とても変な感じになる。次元がゆがんで別の世界に入ったような感じ。
だって、本来なら、鳥は空中で止まらない。羽ばたくか、風に乗るか、どちらかだ。
私は鳥を飼っているから、鳥にとって「空中で静止する」事が、どれだけ大変かよく知ってる。
それにもかかわらず、目の前のカモメは空中で静止して見える。
自分が本来いるはずではない世界に来てしまった感じがする。
トンネルを抜けたら、八百万の神々が集う湯屋に入り込んでしまった荻野千尋みたいに。
カモメは子猫くらいの大きさ。手をのばしたらすぐに抱き寄せられそうな距離にいる。
手持ちのポッキーが無くなり、たくさんいたカモメ達も3羽くらいに減った頃。
初島港が、もうすぐ近くに迫っていました!!
揺れはたいした事無かった。トラベルミンをいちおう飲んでいたけれど、飲まなくても平気な感じでした。
(実際、帰りは飲まずに済ませました)
台風の後とか、時化てなければ、25分くらいは全然大丈夫!!
次回は、いよいよ初島上陸です☆
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